日刊IWJガイド「どうなる『安倍談話』~国会前ではSEALDsが、巣鴨駅前ではOLDsとMIDDLEsが戦争法案反対を訴えて叫ぶ!」2015.8.8日号~No.1060号~


■■■ 日刊IWJガイド「どうなる『安倍談話』~国会前ではSEALDsが、巣鴨駅前ではOLDsとMIDDLEsが戦争法案反対を訴えて叫ぶ!」2015.8.8日号~No.1060号~ ■■■
(2015.8.8 8時00分)

 おはようございます。IWJで主としてテキスト関係の編集を担当している平山と申します。

 しかし暑いですね~。東京は昨日までで8日連続の猛暑日となりました。お出かけの際は、こまめに水分補給をするなど、熱中症に気をつけてくださいね。

 ところで、「アツい」のは気温だけではありません。国会前も熱い! 昨日も、毎週金曜日、すっかり恒例となった、SEALDsによる国会前抗議行動が行われました。

 昨日は、民主党の小西洋之議員や、東京大学大学院教授で社会学者の市野川容孝氏らがスピーチ。先週、渋谷でデモを行った高校生も参加し、大変な盛り上がりを見せました!

 スピーチとコールの模様は、スタッフがここのところ毎週のことですが、徹夜で作業、記事を執筆。早速、スチール写真とハイライト動画付きでIWJのサイトにアップしましたので、ぜひ、ご覧ください!

【スピーチ動画掲載】自民党議員の「利己的個人主義」発言で「戦争法案だとバレた」SEALDs奥田愛基さんスピーチ(前編) ~「安保法制反対」国会前抗議で http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256899

【スピーチ全文掲載】「はっきりわかります。おれらは、今の政権には負けません」――高校3年生・「T-ns SOWL」龍紀さんが国会前で「最前線に立って安倍政権を潰しにいく」決意を表明 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256906

2015/08/07 「民主主義ってなんだ」「これだ!」猛暑の国会前で安保法制反対抗議 参加した米国人男性「米国が自衛隊を自分の軍事力にしたいのは明らかだ」 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256782

■結局、「侵略」は明記しないのか? どうなる「安倍談話」

 談話で「侵略」を明記するのか、しないのか――

 一昨日の8月6日、戦後70年談話(安倍談話)に関する有識者会議「21世紀構想懇談会」が、安倍総理に報告書を提出しました。報告書は、満州事変以後の日本について、「大陸への侵略を拡大し、世界の大勢を見失い、無謀な戦争でアジアを中心とする諸国に多くの被害を与えた」と、「侵略」の事実を明記する内容となりました。ただ、「おわび」には言及せず、判断を総理に委ねるかたちとなりました。

 日本の戦争は「侵略」だったのか、そうでないのか。今さらそんな議論が成り立つかのような報道や論評にうんざりさせられているのは我々だけではないはずです。議論の余地なく「侵略」です。愚かな政治家が、あたかも侵略ではなかった可能性があるかのような素振りをすることで、どれだけ日本が戦後70年かけて培ってきた信頼に傷をつけていることでしょうか。強い怒りを覚えざるを得ません。

明治維新後の日本は、明白に朝鮮や中国をはじめとするアジア諸国への侵略を繰り返し、そのことで多くの各国に多くの被害を与えてきました。そのことに対する「痛切な反省」と「おわび」の表明が戦後日本社会のベースであり、その理念が具体化したものが日本国憲法に他なりません。

 今回の報告書提出を受け、安倍総理が「痛切な反省」「侵略」「おわび」といった表現を談話の中に盛り込むのか、否か。日本テレビは昨日、「『侵略』踏襲しない方向で調整 首相談話」という見出しで、安倍総理が談話の中で「侵略」という表現を使わない方向で最終調整に入っていると伝えました。

※「侵略」踏襲しない方向で調整 首相談話(日テレNEWS24【URL】http://bit.ly/1W5c7sx

 安倍総理は、繰り返し「村山談話と小泉談話を全体として引き継ぐ」と述べていますが、もし仮に「侵略」という表現を避けるようなことがあれば、それは過去の談話を事実上否定することになるばかりか、日本国憲法に代表される「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」という戦後日本の理念を軽んじていくことにつながりかねません。

 侵略戦争は、他国の国民の基本的人権の否定であり、その侵略戦争の手先として日本国民を駆り出す、自国民の基本的人権の否定に他なりません。誰が、好き好んで人殺しや略奪の先兵になりたいと思うでしょうか。

基本的人権の否定なくして、侵略戦争はできません。そのことを端的に示したのが、SEALDsに対して「『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく」などと誹謗中傷のツイートをした自民党の武藤貴也議員です。武藤議員は自身のブログに「基本的人権こそが日本精神を破壊した主犯」などと書き込んでいました。実に分かりやすい発言です。岩上さんが先般、指摘していましたが、この「日本精神」なるフレーズは、まさに侵略戦争が本格化した満州事変以降、官民あげて流行らせた言葉だそうです。「日本精神」と侵略戦争と基本的人権の否定は切っても切り離せないものなのです。

 ちなみに、安倍総理が尊敬する祖父の岸信介元総理は、下記の動画にあるように、過去の日本の戦争について「侵略だった」と明言しています。中曽根康弘元総理も、昨日、読売新聞への寄稿の中で、「侵略戦争だった」と明記しています。戦争を経験した世代にとっては、「日本が侵略戦争を行った」というのは、当然の共通認識なのです。

※岸信介元総理へのインタビュー動画(【URL】https://t.co/FDkkFd7YsU

※対アジア「侵略だった」…中曽根元首相が寄稿(読売新聞、8月7日【URL】http://bit.ly/1MQkgyb

 自民党の頂点に立つ安倍総理以下、30代の若手のペーペー議員である武藤議員に至るまで、否定したくてたまらない、侵略戦争という歴史的事実、そして基本的人権と平和主義を謳った日本国憲法。

この戦争法案は違憲法案です。閣議決定で憲法解釈が変えられるはずは本来ありません。いうなれば、今の安倍政権のやっていることは、米国という外国からの要請によって憲法をねじ曲げるクーデターを起こしているわけです。米国の諜報機関に政府も銀行も商社も盗聴されていても、政府が何ひとつ抗議の声もあげようとしないのは、現政権が事実上、米国の傀儡政権だからだとしか、いいようがありません。

この違憲立法の先に待ち受けるのは、あの自民党憲法改正草案です。この改憲案にもとづいて基本的人権が守られることは決してありません。

 自民党改憲草案の驚くべき中身に関しては、岩上さんと澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士が、計12回にわたり日本国憲法と逐条で比較する鼎談を実施し、『前夜~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』という書籍のかたちにまとめて刊行しました。改憲「前夜」の今、改めてこの本を手にとっていただきたいと思います。

※【特集ページ】前夜 ~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
http://bit.ly/1jWh3da

■過去に「核武装」発言をしていた武藤貴也議員~IWJでは核と戦争をテーマに連日再配信を行います!

 まもなく、長崎に原爆が投下された8月9日、そして終戦の日である8月15日がやってきます。安倍総理は広島市で行われた平和記念式典で、「非核三原則」に触れませんでした。中谷元(げん)防衛相が国会で、安全保障関連法案について、核弾頭の輸送も「法文上は排除されない」と答弁した直後だっただけに、安倍政権による戦争と核兵器に対する認識が如実に表れたと言うことができるのではないでしょうか。

・【安保法制国会ハイライト】また解釈変更!? 「米軍のニーズ」によって禁止されていた弾薬提供が解禁へ! 中谷防衛相「弾薬は消耗品だから武器ではない」!?憲法違反の「武力行使との一体化」定義が曖昧に
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/255863

 さて、核兵器といえば、ここでも先述した武藤貴也議員に言及しないわけにはいきません。武藤議員は2014年4月22日、『月刊日本』のインタビューに答え、「わが国は核武装するしかない」と公言しているのです。以下、記事の中から武藤議員の発言を抜粋して紹介します。

 「日本は自力で国を守れるように自主核武装を急ぐべきなのです。日本の核武装反対論は、論理ではなく感情的なものです。かつて広島、長崎に原爆を落とされた国として核兵器を許さないという心情的レベルで反核運動が展開されてきたのです。しかし、中国の台頭、アメリカの衰退という国際情勢の変化に対応して、いまこそ日本の核武装について、政治家が冷静な議論を開始する必要があると思っています。
 
核武装のコストについては様々な試算がありますが、私は安上がりな兵器だと考えています。何より、核の抑止力によって戦争を抑止することができます。核武装国家同士は戦争できないからです」

※武藤貴也「わが国は核武装するしかない」(月刊日本、2014年4月22日【URL】http://bit.ly/1eNxlcy

「核武装すればこそ、戦争が防げる」というのは、あの田母神俊雄氏の核武装論と同じ理屈です。しかし、米ソ間で核兵器による相互確証破壊が機能していたのは冷戦下での話。ともに第二次大戦の戦勝国であったからこそ、政治的にも可能だったのです。

日本は、今なお米軍が駐留し、事実上の「占領」が継続しています。米国が、在日米軍の存在を、日本が軍事的に自立できないように押え込むための「ビンのふた」と自認しているのは公然たる事実です。そんな状態で核を保有することは、米国の「許可」なくできることではなく、それはまた、米国の都合によって日本が利用されることを意味します。このことを、孫崎享さんは、岩上さんのインタビューに応えて、数年前からずっと指摘していました。

※孫崎享さんと岩上さんの対談DVD「Deep Night」は、以下のURLよりお求めいただけます!

DVD 孫崎享×岩上安身 Deep Night 第二夜 https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=22

現代の核兵器は、どれくらいの破壊力があるか。史上最大の破壊力を持つツィーリ型は、広島型の3千300倍以上の破壊力を持つそうです。日本は2発で壊滅します。

※戦後70年で核兵器はここまで威力を増している(インフォグラフィック) http://huff.to/1IREyom

※昨夜の岩上さんのツイートはこちら↓
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/629684947503091712
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/629685716532891648

日本は、広島、長崎への原爆投下、第五福竜丸の被曝、東海村での臨界事故、そして福島第一原発事故と、核の傷を負ってきた国です。であるからこそ、政治家には、軽率な核武装などという暴論ではなく、核なき世界の追求を徹底してもらいたいと心から願います。

IWJでは、核、そして戦争の問題に関して、連日、再配信を行います。以下のスケジュールで行いますので、ぜひ、ご覧ください!

【再配信・Ch1】
岩上安身による肥田舜太郎氏インタビュー
[配信日時] 2015年8月8日(土) 19:00~
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/43

【再配信・Ch1】
「核と人類は共存できない。核には、きれいな核も、汚い核もない」 ~岩上安身による谷口稜曄(すみてる)長崎原爆被災者協議会会長インタビュー
[配信日時] 2015年8月9日(日) 20:00~
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95640

【再配信・Ch1】
「昭和一桁」と重なりあう、現代日本の軍事国家化 今こそ、昭和史から教訓を引き出すべき時 ~ノンフィクション作家・保阪正康氏に岩上安身が聞く ―前半
[配信日時] 2015年8月10日(月) 20:00~
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/205612

【再配信・Ch1】
「昭和一桁」と重なりあう、現代日本の軍事国家化 今こそ、昭和史から教訓を引き出すべき時 ~ノンフィクション作家・保阪正康氏に岩上安身が聞く ―後半
[配信日時] 2015年8月11日(火) 20:00~
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/205612

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.8.8 Sat.**

【IWJ_ツイキャス】9:30~「PeaceStep!Take2」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1
※「戦争はイヤだ、平和がいい!という誰しもが持っている想いをもって集まり、世界中の平和を願っていこう」をコンセプトに行われるイベントを中継します。

【IWJ_NIIGATA1】12:30~「みんなの力で戦争法案を廃案に 西区総行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-niigata1
※いわゆる「戦争法案」の廃案を訴える行動。坂井輪診療所前で行われる。

【Ch4】13:00~「今を戦前にしないために~戦後70年記念シンポジウム~」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※山崎拓氏(元自由民主党副総裁)、加藤陽子氏(東京大学文学部教授・日本史学)、南野森氏(九州大学法学部教授・憲法)らがパネリストとして登壇するシンポジウムを中継します。

【Ch5】17:00~「OLDs×MIDDLEs 抗議アクション」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※巣鴨駅北口で行われる「OLDs×MIDDLEs 抗議アクション」を中継します。安保法制に反対を訴える抗議アクションです。

【再配信・Ch1】20:00~「被爆医師として、欧米三十数カ国で被爆の実相を語り、核兵器廃絶を訴える医師 ―全日本民医連顧問・肥田舜太郎氏に岩上安身が訊く」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/43
※2011年10月6日に行われた、IWJ代表・岩上安身による肥田舜太郎氏へのインタビューの模様を再配信します。

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(前半の続き)…

■「1人の人間として、戦争国家化に反対する」~「戦争法案」に関する寄稿・コメントをお寄せください!

 衆議院で強行採決され、審議の場を参議院へ移した集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案。この「戦争法案」に反対しているのは、SEALDsを中心とする若者だけではありません。「安全保障関連法案に反対する学者の会」への賛同人数は、なんと13,013人を突破。全国の学者から、「戦争法案」の廃案を求める声が相次いでいます。

 IWJでは、全国の学者の方々、そして一般の市民の皆様から、この「戦争法案」に対する寄稿・コメントを募っています。これまでにお寄せいただいた寄稿・コメントは、下記のページに集約していますので、ぜひご一読ください。

※安倍政権の集団的自衛権にもとづく「安保法制」に反対するすべての人からのメッセージ
http://bit.ly/1Dctmg0

 ここでは、その中から一般市民の方からお寄せいただいたメッセージをひとつ紹介したいと思います。

 「人は、自分の置かれた悲惨な状況を納得するために、支配者に過剰に同調したり、根拠の乏しい甘言にすがったりすることで、自己正当化を行うことがあります。311後の福島などでも起きています。その正当化は支配者の望む通りの展開を呼び込みます。

 支配層は計算して仕掛けてきています。派遣法改悪や残業代ゼロ法案などは、国民の貧困化を支えます。国民の貧困化は、経済徴兵制を可能にします。彼らは一部の人間を金儲けに駆り立て、残りの人間をあきらめさせて、この流れに従わせるのではないでしょうか。

 たとえこの法案が通ったとしても、多数が賛成に転じたとしても屈せず、1人の人間として、戦争法案をはじめとする一連の戦争国家化への動きに、反対していきたいと思います」

 過去に体調を壊した経験をお持ちで、「将来のことを考えると、絶望の心境になる時があります」というこの方は、TPP、派遣法改悪や残業代ゼロ法案、そして今回の「戦争法案」など、支配層が次々と仕掛けてくる悪法に対して、「多数が賛成に転じたとしても屈せず、1人の人間として、戦争法案をはじめとする一連の戦争国家化への動きに、反対していきたいと思います」と記しています。

 最後の1人となっても反対したい、という、この方の思いは切実です。TPPも派遣法改悪も「戦争法案」も、他ならぬご自身の問題であるからです。もちろん、いざ戦争ということになれば、日本国民全体の問題となります。この方は、「家族にこれらのことを言うと話をはぐらかし、口をつぐみます」と記していますが、募る焦りやいらだちがひしひしと伝わってきます。

 IWJでは、まだまだみなさんの声を募集しています。ぜひ下記アドレスまでお寄せください!
→office@iwj.co.jp

■復刻版「TRUE DEMOCRACY」Tシャツ、大好評発売中!

 IWJが新しく発売した復刻版「TRUE DEMOCRACY」Tシャツですが、おかげさまで、皆様から大変なご好評をいただいております。お買い求めいただいた皆様、誠にありがとうございます!

 山本太郎参議院議員に続き、なんと元外務省国際情報局長の孫崎享氏にも、このTシャツを試着していただきました。毎朝、皇居の周囲を走っているという孫崎氏。このTシャツを着て、ランニングをしてくださるそうです!

 デモや抗議行動を中継する際、IWJのスタッフは、このTシャツを着て取材に赴いています。現場で見かけたら、ぜひ、一声かけてみてくださいね。私も今日、現場に取材に行く予定ですので、このTシャツを着て行きたいと思います。

 私が行く現場というのは、「おばあちゃんの原宿」こと巣鴨駅北口。ここで、SEALDsをもじって生まれた年配の方々によるOLDsと、中高年の方々によるMIDDLEsが連帯し、スピーチを行うそうです! 時間は17時から。参加者に片っ端からインタビューをしますので、どうぞご注目ください!

 このOLDsとMIDDLEsによる集会に関しては、昨夜、岩上さんが連続してツイートしました。それを「ツイ録」としてまとめましたので、ことらもどうぞご一読いただければと思います。

※【岩上安身のツイ録】【岩上安身のツイ録】佐野元春の名曲のフレーズ「<生活>といううすのろ」を抱えつつ、いかに輝きを失わないでいるか~巣鴨で行われるMIDDLEsとOLDsの集会に注目!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256863

 さて、Tシャツのご紹介に戻ります。再販売の強いご要望のお声を多くいただいていた、ブラック×レッドに加えて、新色として生成り(ナチュラル)×エンジ、ネイビー×イエローの2色が加わりました。

 S、M、L、XLのサイズをご用意しております!! 僕は念のため、XLとL、Mサイズの3種類を購入したいと思っています。

 絶賛発売中です。この機会にぜひ、お買い求めください。

・ブラック×レッド
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=140

・生成り(ナチュラル)×エンジ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=141

・ネイビー×イエロー
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=142

■「岩上安身サポーターズクラブ」の皆様へ、お得なお知らせです!

 ここで、会員管理を担当しているスタッフの中山裕規より、「岩上安身サポーターズクラブ」の皆様へ、お知らせがあります。

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IWJ会員様向けの事務を担当しております、中山裕規と申します!

日頃、「日刊IWJガイド」をご覧くださっている岩上安身サポーターズクラブ会員様には、IWJ会員様限定のコンテンツをご利用いただけておりませんが、IWJ会員へ登録していただけますと、IWJへのご入会くださった当月中は、月末までの期間、無料でIWJ会員様限定コンテンツをご利用いただけます!!

月の初めに会員登録いただけますと、より長い期間、ご利用いただけますので、IWJならではの情報をじっくりお試しいただけます。

是非、この機会に、こちらから、会員登録していただき、IWJの会員様限定コンテンツをじっくりお試しくださいませ!!
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一度、じっくりお試しいただきまして、ご継続いただけましたら幸いです。

是非、ご検討ください。よろしくお願いいたします。

■本のお買い物は「IWJ書店」をご利用ください!

 IWJでは、岩上さんがインタビューした有識者の方々の書籍を、著者のサイン入りで販売する新しいサービスを始めました! その名も「IWJ書店」。おかげさまで、大変なご好評をいただいています。

 8月3日に岩上さんがインタビューした元外務省国際情報局長の孫崎享氏の新刊『日米開戦の正体~なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか』を再入荷しましたが、またたく間に完売となりました。誠にありがとうございました!

 他にも、安全保障関連法案について国会で「違憲だ」と発言して注目を集めた早稲田大学教授の長谷部恭男氏の著書『憲法と平和を問いなおす』や、同じく「違憲だ」と述べた慶應義塾大学名誉教授の小林節氏の著書『憲法改正の覚悟はあるか』など、完売が続出しています。お買い上げいただいた皆様、本当にありがとうございます!

 現在は、同じく集団的自衛権にもとづく安全保障関連法案に対して警鐘を鳴らしている早稲田大学教授の水島朝穂氏の著書『ライブ講義 徹底分析!集団的自衛権』と、学習院大学教授の青井未帆氏の著書『国家安全保障基本法批判』を好評販売中です!

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■わとはぷ~What happened today?

 本日は8月8日です。1945年のこの日は、まさに太平洋戦争末期。8月6日の原爆投下に続いて、広島県福山市に大空襲が行われた他、未明にはソ連が対日宣戦を布告し、満州(中国東北部)、朝鮮、樺太で一斉に進撃を開始し、関東軍に襲いかかりました。

 翌9日にはソ連軍機甲部隊が国境から南下を始め、またたくまに満州や朝鮮半島北部を制圧しました。ソ連は対ドイツ戦が終了してから、機甲部隊を中心とした大部隊を満州国との国境に配置しており、国境からなだれ込んだソ連軍は圧倒的な兵力で関東軍を破りました。戦闘による死者は、ソ連軍が8200人であるのに対し、日本軍は8万人であるとされています。

 日ソ戦の悲劇は、戦後も続きました。この戦いで投降した日本軍捕虜の多くが、シベリアに労働力として移送・隔離され、長期にわたる抑留と強制労働を強いられたのです。厳寒の中で満足な食事や休養も与えられず、苛烈な労働を強いられたことにより、多くの抑留者が死亡しました。太平洋戦争が生んだ、最も悲惨な惨劇のうちのひとつであると言えます。

 太平洋戦争では、アジア諸国で2000万人の犠牲者が出ると同時に、広島、長崎への原爆投下や本土への大規模空襲、そしてこのシベリア抑留などにより、多くの日本人もまた犠牲となりました。敵味方を問わず、膨大な犠牲者を出す戦争の悲惨さ、無残さに、改めて心が痛みます。

 戦後70年を迎える今年、「戦争法案」が国会で審議されるなど、また戦争の足音が近づいてくる気配を感じます。再び戦争が起こらないよう、メディアは、戦争の悲惨さ、残酷さの記憶、そして戦争に反対する人々の声を伝える必要があるように思います。このような使命感のもと、IWJは今日も取材・中継を行います。どうぞ、ご注目ください。

 それでは皆さん、本日も、IWJをどうぞよろしくお願いいたします。

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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