日刊IWJガイド「IWJでは夏休みのアルバイトを募集中! 山本太郎議員が安全法制特別委員会で3度目の質問『経済徴兵制』について質疑全文掲載中!」2015.8.4日号~No.1056号~


■■■ 日刊IWJガイド「IWJでは夏休みのアルバイトを募集中! 山本太郎議員が安全法制特別委員会で3度目の質問『経済徴兵制』について質疑全文掲載中!」2015.8.4日号~No.1056号~ ■■■
(2015.8.4 8時15分)

 おはようございます。IWJのぎぎまきです。

 早速ですが、現在、IWJではアルバイトを急募中です! 先週の金曜日7月31日から8月2日日曜日までの3日間、「SEALDs」などの若者主催による金曜国会前行動を始め、渋谷での高校生デモ、NHKの偏向報道に抗議する集会をIWJは中継し、計7本の関連記事をタイムリーにお届けしました! 

 しかし、当然ですが、安保法案に反対するデモや抗議行動は今、全国で展開されています。

 8月は過去の戦争で亡くなった方への鎮魂の祈りと平和を願う思いが一番高まる季節。終戦から70年という節目を迎える年ということもあり、「戦争法案反対」の声の高まりは週末だけにおよばず、平日にも行なわれています。

 IWJでは、全国から発せられる声を可能な限り可視化したいと思い、各地域のみなさんからデモの写真や感想を募りました。そこで、現在IWJにお寄せいただいている、全国のデモ・抗議行動のレポートをHPにアップする作業のお手伝いをしてくださる方を夏休み中につき大募集します!

 学生さん大歓迎ですが、学生さん以外ももちろん歓迎です! 年齢不問。時給1000円。すぐにでも来られる方、やる気のある方、まずはメールにてご連絡お待ちしております!!
→ office@iwj.co.jp

 また、各地域のデモや集会の情報を集約し、こちらのページで掲載していますので、ぜひ参考にしてください。ここに掲載されていない集会などをご存知の方は情報を送ってくださいね。デモを中継してみたい! という方もぜひご連絡ください!

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「集団的自衛権・戦争法案 反対」全国デモ・抗議行動情報
http://iwj.co.jp/feature/demo/

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■14歳の中学生に「高校生デモ」でインタビュー

 娘にもっと自然に触れさせてやりたいと常々思っている私は、先日、夏休みを利用して娘と姪を静岡にある友人宅の家に連れて行きました。藤枝市内の山々は斜面に美しい茶畑が広がり、早苗のキラキラとした黄緑色が一面に広がり、ただただため息がでるばかり。子どもたちも地元の小学生に混ざり、高台から川に飛び込んで遊ぶなど自然を満喫しました。

 ちょうど同じ頃、その子どもたちとたった6つか7つしか離れていないお兄さんやお姉さんが、先週の日曜日に成功させた高校生デモ。Twitterのタイムラインを斜め読みするだけでも、反響の大きさは手に取るように分かりました。

 IWJはデモに参加した中学生、高校生のスピーチやインタビューを取り上げ、早速2本の記事を出しました! 

 スピーチ全体を読むと、嫌なものは嫌だ、おかしいことはおかしいと自分たちの言葉で語っています。その思いは、学校や家庭、友だちとの関係など、10代なりにリアルな社会生活の中で得た経験や知識に裏付けられたものだということが分かります。

 中学2年生、14歳の少女は空爆を受けた東京・八王子市の出身。街のいたるところに防空壕の跡があると話していました。友人の家の庭にも防空壕が残っているそうです。彼女はIWJのインタビューで、地元の戦争について調べた経験を通して、戦争の脅威について知ったと語りました。

 そうした経験があって、安保法案が自分たちの世代に大きく影響することを知り、どうしても阻止したいと家族を連れてデモに参加したといいます。

 また、安倍総理を、「人の話を聞かない人、クラスの男子と同じ」と言いきったところは、思わず吹き出しました。そうそう、本当にそうだよね、と、相槌をうちたくなります。安倍総理、精神年齢は中二と判定されましたが、いかがでしょう。

 ぜひIWJが掲載した2本の記事をご覧ください!

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【スピーチ全文掲載】「私たちは戦争に加担したくない。そんな形で人を殺したくない」 16歳が訴える!高校生らが安保法案に反対してデモ~酷暑の中、主催者発表で5000人が参加!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256101

【インタビュー全文掲載】「安倍総理は、話を聞かないクラスの男子と同じレベルだ!」~14歳、中学2年生が切実に訴える、戦争、そしてへの恐怖
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256114

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…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.8.4 Tue.**

【Ch4】12:00~「8・4 盗聴法・刑事訴訟法等改正を考える 超党派国会議員と市民の勉強会3」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「超党派国会議員有志」主催の勉強会の模様を中継する予定です。
発言者は、秘密保護法対策弁護団の海渡雄一氏、新聞労連書記長の塚田朋弘氏、出版労連書記長の木村広氏(出版労連書記長)、日本ペンクラブ言論表現委員会委員長の山田健太氏、他。

【Ch5】13:30~「ストップ!川内原発再稼働ありきの高経年化審査を問う<緊急院内集会と政府交渉>」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「川内原発30キロ圏住民ネットワーク」他の主催で行われる、緊急院内集会と政府交渉を中継する予定です。

【録画配信・Ch4】20:30~「生活の党と山本太郎となかまたち定例記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※8月4日(火)17時半から行われる「生活の党と山本太郎となかまたち」による定例会見を録画配信する予定です。会場の電波状況が悪いため、録画配信でお送りいたします。

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(前半の続き)…

■3日の参院安保委、山本太郎議員の質疑ハイライトをお届け!

 冒頭でもお伝えしましたが、国会前での「SEALDs」主催の抗議行動、渋谷のNHK放送センター前で300人を集めた土曜日の抗議集会、そして、日曜日の高校生デモについては緊急で7本の記事をUPしました。タイムリーにお届けしているのはそれだけではなく、最近は、国会での平和安全法制特別委員会の質疑や答弁の中から重要なものをピックアップし、ハイライト記事を連続で発行しています。

 昨夜もその日の夕方に行なわれた山本太郎議員による質疑の全文を掲載しました! 3度目の質問になった今回、山本議員は「経済徴兵制」について追及。奨学金の返還延滞者と自衛隊入隊を紐付ける可能性が浮上した中谷元防衛大臣の答弁を、ぜひハイライトでご覧ください!

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【質疑全文掲載】すでに奨学金の返還延滞者のデータを収集中? 命が「金」で買われるのか!? 事実上の赤紙「経済徴兵制」を山本太郎議員が追及! 若者の首を絞める奨学金問題に切り込む!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256271

【質疑全文掲載】山本太郎議員が戦争犯罪常習犯・米国の手口を告発!「総理、米国に民間人の殺戮、やめろって言ったんですか? この先、やめろと言えますか?」――安倍総理はまたイラクに責任転嫁
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/255683

【質疑全文掲載】「原発にミサイルが着弾したあとの『最悪のパターン』も考えていないのか。呆れてものも言えない」――山本太郎議員が原発×戦争リスクを追及!「福島の事故のようにまた泣き寝入りか」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/255492

【安保法制国会ハイライト】また解釈変更!? 「米軍のニーズ」によって禁止されていた弾薬提供が解禁へ! 中谷防衛相「弾薬は消耗品だから武器ではない」!? 憲法違反の「武力行使との一体化」定義が曖昧に
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/255863

【安保法制国会ハイライト】「自衛官の海外での違法な武器使用は一般的に想定されません」武器の不正使用に「罰則」なし!法案の不備発覚も安倍総理は「不断の検討をする」と“逃走”
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/255666

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 こうした記事を即日中にお届けできるよう、バックエンドのスタッフ含め、全セクションが総力を挙げて守備、攻撃を繰り返しています。特にこの安保関連法案に関しては、作業が早朝に及ぶことも多く、休みが取れないスタッフも続出中。仕事量が膨大に増えても、スタッフの人数が増えたわけではありません。

 ぜひぜひ、安保法案の夏とも言えるこの重要な時期、IWJが引き続き全力を尽くせるよう運営を支えてください。冒頭に記したように、臨時のアルバイトを含め、スタッフも大募集中です!!!

※スタッフ募集フォーム
http://bit.ly/1ALJypQ

 また、何としても、会員数五千人台をキープし続けたいと思っています。IWJは、恐れるものは何もありませんが、皆様からのご支持、ご支援がなくなると、活動も存続もできません。どうぞ、会員登録がまだの方は、ご登録をお願いします。

※定額会員のご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、IWJでは、ご寄付・カンパもお願いしております。一時より、増え続けているとはいえ、現状の会員数では、IWJの活動は支えきれません。ご支援のお志、岩上さん以下、スタッフ一同、お待ち申し上げております。

※寄付・カンパのお願い
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■「安保法制」に反対するすべての人からのメッセージ

 2001年、米国のマンハッタンで起きた同時多発テロ。それから1年後、ブッシュ政権によるアフガニスタン侵攻に抗議するデモに参加したという同志社大学の岡野八代教授から届いたメッセージを今日はご紹介します。

 「Take back the Future」(未来を取り戻せ)

 岡野教授は未来を取り戻せというスローガンを掲げた女性たちのグループのデモに参加していたといいます。当時のアメリカは、テロと戦いテロの脅威を減らすどころか、アメリカが武力行使すると決まると、毎日のようにテレビでテロ危険アラームが表示され、危険度を示す、赤へとアラームが変わって言ったといいます。

 武力行使は、決して市民の安全を守れないと岡野教授は言います。

 また、戦争が始まると、いっきに反対する市民の声はメディアからもなくなり、社会的な自粛がアメリカを覆い始めそうです。つまり、戦争遂行中に戦争を批判する者は、戦争の犠牲となった英雄である兵士を貶めている、という認識が国民の間に広がったというのです。

 岡野教授は先週金曜日の学生と学者の共同行動でもスピーチに立ち、デモ行進中にコメントもいただきましたので、記事と合わせてぜひご一読ください。

【安保法制反対 特別寄稿 Vol.181~Vol.190】 「私は屈しない」「法とは人間の論理であり理性である」「私たち母親世代も声を上げましょう」
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00181-00190#idx-10

2015/07/31 キャンパスから生まれた共同行動! 学生と学者が「民主主義はこれだ!」で4000人の集会とデモ ~闘病中の坂本龍一氏がメッセージ「安保法制はクーデターに近い」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/255733

「政府の行為により再び戦争の惨禍が起こらないようにすることを決意し、主権が国民に存することを、もう一度、宣言します」学生、学者、市民の共同集会、溢れる安保法案反対の声
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/255734

 安保法制に反対するメッセージは学者の方に限らず、市民の方からも声を寄せていただいています。HPにアップしていますのでぜひご一読ください!

【安保法制反対 特別寄稿 Vol.151~Vol.160】「廃案しかない愚案」「シンガポールで託された一枚の紙幣」「地元の自民党議員に電話してみました」
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00151-00160

■わとはぷ!のコーナー What happened today?

 1972年の8月4日。村雨橋事件が起きました。

 村雨橋事件とは、当時の飛鳥田一雄横浜市長が、ベトナム行きの米軍戦車の列を村雨橋(神奈川区)の上で、人垣を築いて足止めした事件です。

 元社会党の衆議院議員であった飛鳥田氏は、1963年に党の公認を得て、横浜市長に当選。ベトナム戦争のまっただ中は、反戦・反基地運動を展開しましたが、村雨橋事件はその代表的なものの一つ。

 当時、何トンにもなる戦車を相模原の基地から横浜港まで持って行き、その後、空母などでベトナムに輸送しようと画策していた米軍。

 元々弁護士だった飛鳥田氏は、道路交通法を使い、それを阻止しようと試みました。トンにも及ぶ重たい戦車が、横浜港付近にかかる村雨橋を通るのは「重量制限違反」だと主張したのです。

 しかし、政府はすぐさま、戦車でも村雨橋を渡れるよう、国会で道路交通法の重量制限を改訂。飛鳥田市長はあらゆる策を講じた結果、身体を張るという実行行使に至りました。

 人垣の中には、相模原や横浜などの市民団体や学生、横浜市の職員など沢山の人々がいたといいます。連日、村雨橋に座り込む抵抗の中で、怪我人や逮捕者も続出。100日間に渡り続いたという闘争は、結果、米軍戦車の阻止に成功し、戦車は相模原に引揚げたそうです。

 国が全面的に米国に協力する中、横浜という地方自治体が堂々と国や米国と闘った歴史が横浜にもあったのですね! 私たちは今も変わらない歴史を今日も生きていることを実感します。未来がどう開けていくか、私たち次第です!

 それではみなさま、今日もIWJは全力で駆け抜けます! IWJをよろしくお願いいたします。

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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